第9章 蒼炎を悔悟する※轟焦凍
それに、物足りなさを感じても、彼に身を任せてみようと思った。
情欲と個性の昂りが混じるあの感覚は、こうしてどんどん忘れていくのだろう。
そして、それが正解だ。
しばらく轟が乳首を愛撫していると、自然に声が出る様になった。
胸だけの刺激じゃ足りなくなって、下半身がモジッと動いた。
「…ゆら…。」
轟に声をかけられて、ゆらは目を薄っすら開けた。
「俺…こっちは初めてだけど、ちゃんと勉強したから…。」
ゆらの太ももを掴んで、轟は真面目な顔をする。
努力家なのね。
何を見て勉強したのか気になるじゃないか。
轟は、ゆらの割れ目をそっと開くと、しばらくソコを見ていた。
(……恥ずかしい…。)
ゆらは見てられなかくて、顔を逸らした。
「……ゆらのここ、すごく綺麗だ…。」
嬉しそうな轟の声が聞こえる。
「…轟…本当にやめて…。」
いちいち感想は言わないで。
ゆらは恥ずかしくて、両手で顔を隠した。
あの個性の昂りが無ければ、みんなこんなに恥ずかしい思いをして、してるのだろうか。
戸惑う事ばかりで、どうしたらいいのか分からない。
轟は、クリトリスに触って、突起しているモノの中を出した。
剥かれてで出来たそれは小さくて、赤く充血している。
大切に扱わないといけないと、一目で分かる。
まずは軽くソコに舌を当ててみた。
「っあっ……んん…。」
ゆらの声が聞こえると、轟の動悸が早くなる。
優しくしなくちゃいけないと思ってるのに、だんだん舌が強くなるのが分かる。
轟は、少し膨れてピンとたったクリトリスを口の中に含んだ。