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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第8章 蒼炎乱舞※死柄木


やっぱり、一瞬で情欲に変えるのは荼毘しか居ない。

ゆらは舌を絡めながら、服を脱いでいく。

「…どうした?覗いて当てられたか?」

荼毘がゆらの唇を舐めながら、鎖が繋がられていない手で、ゆらの胸を触った。

「…うん、とっても…。」

そう言ってゆらはまた舌を荼毘に絡める。

荼毘とキスをしながら、ホークスとのやり取りを思い出した。

この衝動を、性欲にぶつける。

本当にホークスはいい事を教えてくれた。

ゆらはフッと笑った。

「…はぁ、荼毘…。」

唇が離れて荼毘を見るゆらの目は、もうトロンとしている。

「ありがとう♡」

そう笑顔で言ったゆらの顔に、荼毘の目がピクッと動いた。

ゆらは荼毘から離れると、ベットに座っている死柄木に向かった。

「…はっ。」

ゆらの意図が分かると、荼毘は乾いた息を吐いた。

ゆらは死柄木の赤い目を見下ろしながら、言った。

「貴方が連れて来たんだから、責任取ってよ。」

そう言って、死柄木に触れると、彼にまたがり、唇を重ねた。

死柄木はすぐにゆらの顔を押し退ける。

「さっきの女の方がいい。」

死柄木の言葉に荼毘は笑って、ゆらはイラッとした。

「…はぁ、死柄木…でも勃ってるよ。」

ゆらは死柄木のモノを、服の上から摩った。

死柄木はチラッと荼毘を見た。

死柄木の目線に気がつくと、荼毘はフッと笑った。

ヤレるもんなら、ヤってみろという顔だ。

あんなのを死柄木が相手に出来ないと思っている。

「…………。」

確かに、荼毘の目線に、死柄木もイラッとした。
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