第7章 蒼炎と蕭索※ホークス

「っああ、ホークス…気持ちいいけどっ。」

疼きが衝動に勝てない。

掴んでいるホークスの手に、拘束具を付けたい。

自分と縛って、この快楽を味わいたい。

ウズッと動いたゆらの手を掴んで、ホークスはゆらの下半身に手を伸ばした。

「！？」

乳首を舐められたまま、クリトリスを触られたその刺激に、ゆらはホークスの手をギュッと掴んだ。

ホークスは片手で器用に割れ目を開くと出てきたクリトリスを、中指で撫でた。

「やっ…あん…っあぁ…。」

止まらない刺激に、個性の衝動は吹き飛んだ。

与えられる快楽にただ身を任せて、体が疼きを快楽に必死に変えていく。

十分に愛液が溢れてきたソコに、ホークスはゆっくりと指を入れた。

ホークスの指を嬉しそうに咥えるソコは、確かにもう初めてでは無い。

しっかりと、その指でどう快楽に変えていくのか知っている様に、咥え込んで締め付けている。

ゆらのその中に、ホークスの胸が少し痛んだ。

「ホークス…あぁっ、気持ち…いい…。」

腰まで動かしてきて、太ももがビクビク痙攣している。

イこうとしているゆらの中に、ホークスは乳首を甘噛みして、先端を強く舐めた。

更にギュッと締め付けてうねらす中を確認して、親指でクリトリスを擦ると、ゆらの体が跳ねた。

「あっ凄い…ホークス…イっちゃう…っ！」

ゆらは下半身から登ってきた快楽に身を任せて、簡単に達した。

ビクビクっと大きな痙攣が気持ちよくて、ゆらはホークスの手をギュッと掴むと、その余韻に体を預ける。

こんなに気持ちいいのに、治るはずの衝動はまだまだ足りない。