第7章 蒼炎と蕭索※ホークス
「……俺もその気にさせてよ。」
「…あ、私が…。」
「少し、黙ってて。」
そう言って、ホークスはゆらの唇を塞いだ。
舌が絡まり、一生懸命にホークスに応えていると、彼の手が乳房を掴んで、突起している乳首を指で弾いた。
「っ…ん…。」
ギュッとホークスの肩を掴みながら、舌と指に耐えていると、唇が離れて、耳たぶをペロッと舐められた。
ビクッと肩が跳ねると、耳を舐められている刺激と、乳首を弄られている刺激で肩が震える。
「…ホークス…。」
刺激が疼きに変わると、舐められている場所が耳なのが辛くなる。
指だけではなく、そこに舌を絡ませて欲しい。
ホークスは首筋に舌を移動させると、耳と同じ様に細い首筋を愛撫する。
その疼きに耐えて、彼の舌を追っていくと、やっと胸の辺りまで来た。
その光景を見て、ゆらはギュッと目を細める。
「…期待してる?」
ゆらの乳首は指だけで既に固くなっている。
顔を紅潮させて、期待をしているゆらの顔を見て、ホークスはニヤッと笑った。
やっとホークスの舌が乳首に絡まると、期待通りの快楽に、ゆらは背中が反れて、声が漏れる。
「あっ、…あっん…。」
想像もしなかった、ゆらの喘ぎ声。
その甘い声は、確かにホークスの下半身をグッとさせた。
ゆらの為の行為が、自分の情欲に変わりそうだ。
どうやらゆらは、まだ敏感なココを刺激されるのが好きみたいだ。
ピンと立っている、突起物に舌を絡めるのは簡単で、沢山舌で弾いて舐めると、ゆらは悦んでホークスの頭を掴んだ。