第2章 例の部屋に閉じ込められてしまった件 / ルージュ ★
するとりとちゃんはオレの両頬にそっと手を添えて
ちゅっ、と軽くキスをした。
驚いて目を見開くオレに、ふふ、っと小さく笑って
「ルージュさんの心遣いが嬉しくて」
なんて言うから
一気にオレの体温は上昇して、心臓が煩く鳴り出す。
もしかして、オレも媚薬回っちゃったのかも。
そう都合よく解釈して、彼女の柔らかい唇に何度も何度もキスをした。
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「あっ、んん…、ぁあっ///」
ちゅっ、ちゅっ…、と彼女の豊満な胸に吸い付き、片手でその柔らかな感触を楽しむ。
乱れた服、白い肌、普段見る事のない可愛らしい下着。
そして何より、いつもは恥ずかしがると控えめになっちゃう彼女が、媚薬のせいで素直に喘いでいる姿。
ヤバい。可愛い。えっち。
そんなIQ2くらいの言葉しか浮かんで来ない。
「ね…、りとちゃん、気持ちいい?」
「んっ…、きもち…、気持ちいい、です…っ///」
あーーーーーーーーーー
ヤバい。
ルージュさんのルージュさん、もう爆発しそうなんだけど。
流石にもう突っ込むなんて男として最低だと思うし
早漏って思われたくない男のプライドで何とか我慢する。
えっちではヨユーある大人って思われたいしね!!
余裕なんてこれっっっっぽっちも無いけど!!!!!
ちゅぱっ、と音を立てて胸から唇を離し、もう片方の先端に舌を這わせ片手を下へと運んでいく。
スルリと下着の中へ手を滑らせると、もうそこは少し指を動かしただけでも音が立つくらいに濡れていた。
「ひゃっ、あ、そ、ソコ、は…///」
「…ん? ココが、なぁに?」
「あっ、だっ、ダメですっ、指、汚れちゃう、から…っ///」
「あはは、凄い濡れちゃってるもんね~?」
そう言って、わざと音を立てて指の出し入れを繰り返す。
ぐちゅぐちゅ、といった卑猥な音が、この無機質な部屋によく響く。
「あっ、あっ、そんなっ激し…/// イッちゃ…イク…っから…っ///」
「うん、イっちゃっていいからね」
そんなやり取りをした後すぐに、身体を大きく弓なりにして
イッちゃったりとちゃん。
可愛い。すごく可愛い。
そうやって満足げに眺めていると、ふいに名前を呼ばれて。
なぁに?って返したら、その…、って凄く恥ずかしそうにしてて。