第2章 例の部屋に閉じ込められてしまった件 / ルージュ ★
「…気持ち良かった?」
「はい…/// でも、その…、もう、指、だけじゃ…、足りなくて…///」
…ん? ちょっと待って?
え、オレの都合の良い聞き間違い??
ってフリーズしてたら、遠慮がちに伸びてきたりとちゃんの手が、オレのもうはち切れんばかりのソレに触れた。
「ルージュさんのコレ…、欲しい、です…///」
なんかもうギリギリ残ってたオレの理性がハッキリとブチって切れた音がした。
素早く自身を取り出し、まだヒクついている彼女のソコに宛がう。
すぐにでも挿れてしまいたい欲を必死で抑えつけて…
「ごめ…、オレ今全く余裕なくて。痛かったら言って?」
コクン、と頷いたのを見て、グッ自身を押し進めた。
ヤバ…、りとちゃんのナカ、温かくて凄い気持ちいい…っ///
すぐに達してしまいそうになるのを何とか堪えて、奥へ奥へと進めた。
「ん…、全部入ったよ…、痛くない?」
「はい…、ルージュさんと一緒になれて、嬉しい、です…///」
アッ…、無理。
可愛すぎて無理。ごめんね理性、サヨナラ理性。
「えっ、きゃっ!?///」
堪らず、腰を打ちつける。
そのリズムに合わせて短く喘ぐ君が愛おしくて堪らない。
「ごめっ、そんな可愛いこと言われたら、我慢っ、出来な…っ」
「あっ、ああっ…、好き…、好きです、ルージュさ…っ///」
「オレもっ…、好きっ…あっ、ヤバっ…出る…っ」
「私も…、一緒に…っ///」
そしてオレは彼女の中に白濁をたくさん注いでしまったのだった。
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あの後、パンパカパーン!!!っとムードも何もない大きな音がして。例の看板は【扉が開きました】となっていた。
それをポカーンっと眺めていたオレたちだけど、すぐに顔を見合わせてお互いに笑っちゃって。
そして、どちらともなく、唇を重ねて。
すごく、甘くて幸せな味がしたんだよね。
「あ、ルージュさん。確かあの小瓶でしたよね?」
りとちゃんがそう言って小瓶に手を伸ばした。
この部屋であった事を忘れさせてくれる、便利アイテム。
りとちゃんがオレの為に、交渉してくれたもの。
「すぐに飲んでしまいますね」
「あ、ちょ、ちょっと待って!!」
「え…?」