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[R-18]セックスしないと出られない部屋【ヒロアカ】

第4章 通形ミリオの場合


「ねえ、キミ、どこのクラスの子?インターンの説明に一年生のとこ行った時には見たことなかったからヒーロー科の子じゃないと思うんだけど」
「えっと、1年D組……普通科の#NAME2##NAME1#です。先輩のことは存じてます……3年生の通形先輩……ビッグ3のおひとりですよね」
「僕のこと知ってくれてるんだ!嬉しいなあ!」
そうニコニコ笑う通形先輩に少しイラッとしつつも、愛想笑いで返す。
喋ってる暇があるなら、出る方法を考えてくれてもいいのに、なんて。
怒られてしまうだろうか。
看板に再び視線を向けるものの、あいも変わらずセックスしないと出られない部屋とだけ書かれている。
「セックス……したら出られるんでしょうか」
思わず口に出た言葉は、広い室内に反響した。
「だ、ダメだよ!そんなこと言ったら!」
「けど、この状況を動かすにはもう、するしかないと思うんです。先輩は私がお相手じゃ嫌かもしれませんが………」
「そういうことを言ってるんじゃないよ!#NAME2#さん、セックスするって簡単に言うけれど、子供ができる行為なんだよ!それを簡単に……」
「じゃあ先輩に今のこの状況を動かす力がありますか?私、ここで野垂れ死ぬなんて絶対に嫌です……セックスしてもここから出れるなんて確証はないですけど、やるだけやってみるしかないと思うんです」
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