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[R-18]セックスしないと出られない部屋【ヒロアカ】

第2章 爆豪勝己の場合


「悪りぃ」
そう聞こえ、こんな傍若無人な人でも謝ることがあるのかと驚愕する。
スカートの上から腰を擦り付けられると、女子には無いであろうかたさを感じた。
指がゆっくりと私の太ももを這い、ショーツの隙間から侵入してくる。
いきなり捩じ込まれると思い込んでいたものだから、その緩やかな手付きに身じろいだ。
「痛くしねえようにはする」
自身の唾液で濡れた指が優しく割れ目をなぞる感覚にゾワリとする。
「っあ」
声が出てしまうと思い壁についていた右手で口元を押さえる。
ゆっくりと優しく入ってくる太い指に、腰が動いた。
「痛くねえか」
痛くは、ない。
不思議な感覚に首を横に振ると、中で指が曲がった。
「っーーー」
鋭い視線と私の目線がかち合う。
どうして、どうしてこうなったんだろう。
ゆっくりと出入りする指が優しい。
存外、優しい人なんだ。そう思ってみるものの普段の行いが脳裏を過ぎる。
唯我独尊傍若無人。
こんなことを考えていることがバレたら、きっと怒られるだろう。
何度目かの動きで、冷たい粘液が太ももを伝った。
「イイか?」
痛くねえか、からイイかに変わる。
指が一本から2本に増やされる。
中を何度も掻き回されると、いつのまにか室内にはくちゅくちゅと優しい音が鳴るようになっていた。
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