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ドラマみたいな恋愛なんてあり得ないと思ってた

第5章 初めて呑みに行った夜


「本当に、そのヴォーカルの彼が好きなんだなぁって思って。テレビで歌ってるの見れなくなっても好きなの?」



浅岡さんの事を改めて、そう聞かれると自分の気持ちを自覚して本当に苦しくなる。



「はい、もちろん彼が歌ってる姿も歌声も好きでしたけど、それより何より彼自身が好きなのでテレビで歌っている姿を見れなくても好きです。」



真っ直ぐ課長の目を見て言ったけど、あまりにも浅岡さんに似てるから本人に告白してるみたいに思えて恥ずかしくなって目を逸らした。



「もう一度聞いても良い?そのグループ名とヴォーカルの彼の名前」



名前を言うだけでもドキドキしちゃう。



「あ、あの、その〜、FIELD。。 OF 。。。VIEWの浅岡。。。雄也さんです///」



真っ赤になりながらグループ名と名前を言ったら、課長はポチポチとスマホをいじり出した。



???



何してるの?




「へ〜〜〜、この人なんだね?君の好きな人」



と課長は言いながら私にスマホの画面を見せて来た。




ドキッ




えっ?し、調べてたの?



ヤ、ヤバイ、ヤバイよ




課長にそっくりってバレちゃう。



「あ、あの〜」




「彼、僕に似てない?(笑)」



やっぱり。。。
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