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ドラマみたいな恋愛なんてあり得ないと思ってた

第5章 初めて呑みに行った夜


「そ、そうですか?(汗)」




焦って変な声と汗が出た。




「うん、そっくりだよ、瓜二つって感じだな(笑)」




課長は、マジマジと浅岡さんの画像を見ながら言った。



浅岡さんにそっくりだから、私が課長の事を好きだと思われたらどうしよ。




恥ずかし過ぎる




「あ、あの〜、課長?」




何故か嬉しそうに、まだ浅岡さんの画像を見てる課長。




「推しではなくて本気で好きなんだ」




俯いてる私の顔を覗きこんでニヤケ顔で言った。



「課長、もう良いです。浅岡さんの話は。恥ずかしいので止めて下さい。」




課長は「分かったよ」って言いながらスマホをズボンのポケットにしまった。




ふぅ〜〜って息を吐いた。




何とか浅岡さんの話は止めてくれたけど変な勘違いされてないか心配。




私は、さっき浅岡さんへの気持ちを口に出して言ったら自分の気持ちをハッキリ自覚した。




だから、いくら顔が似てても性格とか中身が同じとは限らない。




やっぱり私は浅岡さんじゃなきゃダメ。




浅岡さんの事を愛してる。




それから、しばらく課長と楽しいお酒を飲んでホテルに帰ってシャワーを浴びてベッドに倒れこんだ。


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