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ドラマみたいな恋愛なんてあり得ないと思ってた

第4章 出張1日目


「気にしないでくれ。浅田君には僕の気持ちが伝わったみたいだし、それだけで良いから。」




よく分からない社長。




私が戸惑っていると隣に座ってた課長がスッと立ち上がった。



「さん?仕事するよ?仕事をしに来たんだから。」



そう言って私の腕を掴んで私を立たせた。




「あっ、そ、そうですよね?ごめんなさい。仕事しましょ?」



私が課長に付いて部屋を出て行くところで社長に呼び止められた。




「さん?せっかく久しぶりに大阪に出張来たんだから仕事が終わったら呑みに行かない?」




社長が呑みに誘ってくれたけど先約が。。。



チラッと課長を見ると社長をキッと睨んでた。




「課長?」




私が恐る恐る課長を呼ぶ。




「すみませんが、さんは、今晩、僕と約束がありますのでご遠慮下さい。失礼します。」



課長は、そう言って私を引っ張り部屋を出た。



バタン
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