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ドラマみたいな恋愛なんてあり得ないと思ってた

第3章 彼と出張?


新幹線の中では、隣の席で益々、ドキドキした。



課長はスマホをイジッてる。



さっきもだけどスマホで何をしてるのかな?



まさか、美鈴とライン?



気になって横目でチラッと覗いた。



本当は、ダメだけど。。。



ん?何か沢山、文章が打たれてる。




でも何て打ってるのかは、ここからだと見えない。




「さんって好きな曲とか好きなアーティストっているのかな?」



えっ?ドキッ。



どうしてイキナリ?


 
な、何て言おう。



いくら顔がそっくりでも多分、FIELD OF VIEWの事は知らないよね?きっと。



「ん〜〜、な、何ですかね?ハハハ。その時々で聞きたくなったアーティストの曲を聞いてます。」



FIELD OF VIEWの事を話したい気持ちを抑えて当たり障りのない返答をした。



「へ〜〜〜、そうなんだ?好きなアーティストとか居ないの?」




何故かグイグイ来る(笑)



「本当の事、話してくれないんだね?」



課長が独り言を言ったみたいだったけど小さ過ぎて聞こえなかった。
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