第1章 二人の出会い〜浅岡さん?〜
お昼休み休憩室で休んで居た。
「お疲れ様。前の席良い?」
気を抜いてたら、いきなり後ろから声をかけられてドキッとした。
「課長!!お疲れ様です。は、はい、どうぞ」
ビックリした。
美鈴に怒られちゃうな。課長と一緒にランチした事がバレると(笑)
ボンヤリ、そんな事を考えてしまった。
前の席に課長が座った。
やっぱり似てる。
「何だか疲れてるね?大丈夫?」
優しく声をかけてくれた。
「ん〜〜、疲れてるんですかね〜」
私が困った顔で課長に話した。
「そうなの?色々大変なんだね?」
課長はコンビニで買って来たであろうオニギリのビニールをめくってオニギリを頬張った。
あれ?課長、お弁当じゃないんだ。
結婚してないのかなぁ。
いや、結婚してても必ず奥さんがお弁当を作るとは限らないか。。。