第10章 親友の恋愛
「千夏の恋愛って今まで聞いた事がなかったけど凄い恋愛してたんだね?」
現実か夢の中か良く分からないふわふわした気持ちになる。
「そうかな?(笑)」
「で、付き合って欲しいって言われた事に迷ってるの?そう言う相談?」
「彼にはファンも沢山居てスーパーアイドルにまでなった人であの日決意した私の選択は間違ってなかったってずっと思っていたかったのに、そんな事を言われたら悩んで悩んで苦しんで決心した私の選択は何だったんだろうって思って彼にこの10年以上の気持ちを返せ〜って気分になっちゃった(笑)」
千夏は苦笑いしてるけど、今、めちゃくちゃ悩んでる事が分かる。
「千夏、聞いても良い?その彼が誰なのか?」
千夏は、「やっぱりそこ気になるよね〜?」って戯けてみせた。
「うん(笑)」
ジャ○ーズで中学2年でグループを作りデビュー。
デビュー10年以上経ってる。
誰だろ?