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ドラマみたいな恋愛なんてあり得ないと思ってた

第9章 友達の失恋


〜side〜

課長が戻って来た。


何か少し表情が暗い?


どんな話をしたのか気になる。


あれ?美鈴は?


周りを見渡しても美鈴の姿が見えない。


気になって商談室を覗きに行った。


コンコンコン


「美鈴?」


ガチャ


そぉっと商談室の扉を開けたら美鈴が中に居て床に座り込んで泣いていた。


急いで駆け寄り声を掛けた。


「美鈴?どうしたの?」


私が声を掛けると泣き腫らした顔で私を見た。


アララ、可愛い顔が台無しな位、泣き腫らしてる。


「どうしたの?」


「〜〜(泣)」


今度は私に抱き着いて子供みたいに泣きじゃくった。


落ち着くまで背中を撫でてあげた。


しばらくして落ち着いたみたいで美鈴を椅子に座らせて私も隣に座った。


「言いたくなかったら言わなくても良いけど、課長と何があったか聞いても良い?」


美鈴の両手をそおっと握って美鈴に聞いた。
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