• テキストサイズ

I'll always be with you【アイナナ千】

第23章 初めての夜 ※




「そろそろ下触るよ」
『うん...』


千さんとえっちなことをするんだ、と頭では分かっていたつもりだったけど、心臓がやけに五月蝿くなってるのが分かる。
これは、緊張とドキドキ...確かに不安もあるかもしれない。


「大丈夫。優しくするよ」

千さんはそう言ってから優しく頭を撫でてくれた。

私がちょっと不安なのが伝わっちゃったのかな?
千さんに撫でられると不思議と心臓が落ち着いてくる。
千さんとなら大丈夫だよね。


『ありがと...大丈夫』
「そう、全部僕に委ねて」
『うん、わかった』
「腰少し浮かして?」


言われた通りお尻を少し上げると、パジャマのズボンとパンツを同時にするするとおろされる。
急に外気に晒されて、ひんやりとして思わず足を擦り合わせる。

千さんは自身の上に着ているパジャマも脱ぎ、ベットの下に雑に放った。

千さんの身体は何度か見たことある。
お風呂あがりに遭遇したり、私がいるのに気にせず着替えたり、私は恥ずかしくて直視出来なくて、顔を真っ赤にしながら毎回後ろを向いていた。

急に目の前に現れた千さんの肌に恥ずかしさよりも、つい魅入ってしまった。
白い肌にしなやかに筋肉がついてて、骨格なのだろうか細身なのに肩幅があってかっこよくて色気のある身体をしている。
千さんは綺麗で女性っぽいと言われることもあるが、ちゃんと男性だ。



「そんなジロジロ見られると穴が開きそう」
『あっ、み、見てない見てないから!』
「嘘、見てたでしょ?」


私は横にあった毛布を掴み、全力で顔を隠す。

「ふふっ、いいよ。君なら見ても触っても」
『いい!大丈夫!!』
「そう?僕は触るけどね」
『ひゃっ、』

急に太ももがツーっと、撫でられ、反射的に足を引っ込める。
私は顔を毛布に埋めたままで、千さんの次の行動が分からず、自然と体に力が入ってしまう。

左の膝を掴まれ、閉じていた脚が開かれていく。
自分の今の姿を想像して、千さんに見られてるかもしれないと思うと、恥ずかしくて仕方ない。
足を閉じようとしても、千さんの力に敵うはずがない。


「濡れてるね」
『あっ、!』

晒されている陰部をそーっと撫でられる。

初めての感覚。

自分でも下半身がじんわり濡れるのが分かった。

/ 112ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp