第4章 初任務(♡)
リビングのソファーを後ろに下げて、3人分の敷布団を敷く。
寝る準備が整うと、コンプレスと荼毘が交代で風呂に入り、その間は死柄木がの側に付くことになった。
「…ほら、。先に寝るぞ。
こっちに来い…っ。」
死柄木が片腕に頭を乗せて敷布団に寝転がり、タオルケットを持ち上げるとトテトテ…とが死柄木の元にいきコロン、と一緒に寝転がる。
すると、の小さな頭の下に死柄木の腕を入れると腕枕をしてやる。
そうすると、死柄木の胸元のTシャツを小さな手でキュッ…と握り甘えるように擦り寄る。
甘えるが可愛くて自然と口角が上がり、小さく笑う死柄木。
自身の腕に乗るの小さな頭を、流れる様な綺麗な栗色のふわふわの長い髪を壊さぬように人差し指を浮かせながらゆっくりと撫でてやる。
しばらくそうしてやると、くりっとした大きな瞳がだんだんと下がっていき、長いまつ毛で伏せらていく。
そして腕の中からすぅ、すぅ…と可愛らしい小さな寝息が聞こえてくる。
「……寝た、か。
結局、みんなで寝るっつってたのに
すぐに寝ちまったじゃねェか…っ。」
自分の腕の中で安心しきったように眠っているを愛おしげに見つめながら小さく呟く死柄木。
ぷにぷにと柔らかそうな真っ白なほっぺを起こさないように優しくツンツンしてみたり、無防備に小さく開かれた紅い唇に人差し指で触れてみたりしてみる。
「…ガキになっても変わらず
整った顔しやがって。」
柔らかなのほっぺにチュ…と小さく口付ける死柄木。
するとくすぐったそうに少し身じろぐ。
一瞬、起こしてしまったかとドキリ、とするが変わらず小さな寝息を立てて眠るに身体の力が抜ける。
小さなの体温がポカポカと心地よく感じると、だんだんと死柄木自身も睡魔が襲ってきて、やがて夢の世界へと落ちていった…。