第4章 初任務(♡)
『うわわぁぁ〜〜、ツノ!!』
死柄木に髪を洗ってもらっている途中で、の頭に泡で作ったツノが二つ出来上がると風呂場に付いてる鏡ごしに見て楽しそうに笑いながら言う。
『とむらおにいちゃんにはがつくる〜!』
そう言えば、死柄木の薄水色の少し長い髪にシャンプーを付けて小さな手で一生懸命ゴシゴシと洗いながら泡立てると同じように頭に二つツノを作り。
『えへへへ〜〜とむらおにいちゃんとおそろい』
「ん、おそろいだな。
…ほら、目に泡入るから流すよ。
目、つぶって…っ。」
目をギュッと瞑り、両手で顔を覆うとザバァーーっ…とお湯を掛けられ綺麗に洗い流されるとギュッと栗色の長い髪を絞りながら水気を切るとゴムでてっぺんに纏めてお団子にしてやると、自身もお湯で洗い流すと片手で髪を掻き上げて水気を払い。
身体も洗い終わると死柄木の脚の間にを収めながら一緒に湯船に浸かる。
『とむらおにいちゃんとの
おふろたのしかったー!』
「…ん。ほら、ちゃんと肩まで浸かれ。
風邪引くぞ。」
そう言えばグッと小さな肩を押すと首まで浸かるように促す。
1から10まで一緒に数えてから湯船から上がると死柄木はバスタオルを腰に先に巻くと、身体が冷める前にの小さな身体をサッと拭いてやり、トガとマグネが買ってきた子ども用パジャマを着せてやる。
その後、自分もさっさと拭いてスウェットに着替えるとドライヤーで濡れた栗色の長い髪を乾かしてやるとダイニングの方へまたと手を繋いで戻る。
「…おぉー、ちゃん戻ったか?」
まだ荼毘と飲んでいたコンプレスが死柄木と手を繋いで戻ってきたに気付き声を掛け。
『あつひろおにいちゃん〜ただいまぁ!
あのね!とむらおにいちゃんに
ツノ作ってもらったの!』
椅子に座ってるコンプレスの腰にギュッと抱きつきながら、お風呂上がりで頬が桃色に火照った顔で楽しそうに言う。