第4章 初任務(♡)
『…おにいちゃんたち、だぁれ?』
今にも溢れ落ちそうな涙を大きな瞳に溜めながら上目で見つめて言うの言葉にピタ…と固まる3人。
「…え、え?…どーいうコト!?」
「…大方、記憶まで幼児化しちまった…
てとこか。」
「沙夜ちゃん…小さい? 小さくねェ!?
あああぁぁぁぁーーー!!!!」
の言葉に混乱するコンプレスに冷静に観察する荼毘。
そして頭を抱えて絶叫しているトゥワイス。
「…ひとまず死柄木に報告しねェとな。」
コンプレスがそう言えば、の前にそっとしゃがみ込み視線を合わせる。
突然、仮面を付けたマジシャンみたいな格好をした怪しい男が目の前にしゃがみ込むと再び小さな身体をビクつかせる。
「…あー、そんな怖がンないでくれるかなァ?
おじさん達、キミに悪い事何もしねェから…
お話、聞いてくれる?」
仮面を外し、黒のシルクハットと目出し帽も外すと茶色の瞳を柔らかく細めながら微笑んで言えば、そっとの頭を優しく撫でてやる。
『………っ………///』
コンプレスが素顔を表すとその茶色の瞳に筋の通った鼻、薄い唇の整った容姿にトクンッ…と幼いながらもの小さな胸が高鳴ると頬を赤く染め恥ずかしそうに俯くと小さく頷く。
「…ん、イイ子だ。」
そんなの様子に初めて素顔を露わにした日の事を想い出すと懐かしい気持ちと、あの時と同じ反応を示す彼女に愛おしさが込み上げてくると、もう一度そっと頭を撫でてやる。
「…おじさん達はお嬢ちゃんの味方だ。」
『…みかたぁ?いいひと?』
「そう、いいひと。お嬢ちゃんお名前は?」
『…。…。』
「そう…ちゃん。可愛い名前だね?
お嬢ちゃんにピッタリだ♡」
そう言えば、また柔らかそうな白い頬を赤らめるちゃん。
幼い頃の彼女の姿は初めて見るが、成長した彼女はもちろんの事、幼い頃から整った顔立ちで、くりっとした大きな瞳が幼い小さな顔によって更に強調され、長いまつ毛に真っ白な肌は今も昔もそう変わらず、将来有望なのが一目見てわかるほどだった。