第2章 はじまりと襲撃(♡)
「…ねェ、どーなの?…好き?」
『…ッ…す、好き…です…っ。
コンプレスさんのお顔も…声も全部…っ。///』
「…俺の顔と声だけ?」
『…コ、コンプレスさんの事も…っ
好き、です…っ///』
「…はは、かぁわいい。
俺も好き。ちゃんの事。」
『…へ?///』
「この可愛い顔も、長ェまつ毛に大きな瞳も…。
鈴をころがしたような可愛い声も、
すぐに真っ赤になっちまって
恥ずかしがるトコロも…全部好き。」
更にギシ…とソファーに体重をかけて距離を詰めると長い指が頬に触れ唇が触れ合いそうなほど近くで低くて甘い声で二人で内緒話をするように小さく囁くコンプレスにますます胸を高鳴らせる。
『…コ…コンプレス…さん…っ///』
「…圧紘。」
『ぇ…?///』
「…迫圧紘。俺の本名。
二人の時は名前で呼んで?」
『…ぁ…ぁつ、ひろ…さん…っ///』
「…ん、そう。もっかい呼んで?」
『…圧紘…さん…っ///』
「ん、可愛い…っ。」
頬を真っ赤に染めて恥ずかしそうに俺の名前を呼ぶちゃんの頬に軽く口付けるとまた驚いたように小さく肩を揺らして大きな瞳を揺らすちゃん。
そんなちゃんがたまらなく可愛く感じると今度はそのぷくりとした艶のある小さな唇に触れるように唇を落とす。
『…ン…ッ…』
くぐもったような甘い声を漏らすちゃんにゾク…と身体の奥底が反応する。
小さな顔を両手で包み込み、下唇をなぞるように舐めるとビクン…と反応し、少し空いた隙間からすかさず舌を滑り込ませるとクチュクチュ…と音を立てて舌を絡めとる。
『…ぁ…ッ…ん、ンぅ…っ』
まるでソファーに押し倒したかのようにちゃんの上に跨がり、顔の横に片腕を付き、もう片方の手では親指と人差し指でちゃんの形のいい耳をスリスリ擦りながら深く深く舌を絡めながら口付けをする。
ちゃんはこういう行為に慣れてないのか、俺の動きに合わせてたどたどしく絡めてくる。
そんな一生懸命に合わせようとするちゃんが可愛くって更に求めるように口内をまさぐっちまう。