第2章 はじまりと襲撃(♡)
もしかして寝顔見られてた?や寝起きのボサボサの髪など色々恥ずかしくって慌てて手櫛で髪を整えながらもコンプレスの顔をじっ…と見つめると……
「ん?…どうしたの?」
くるんとした長いまつ毛の大きな瞳にじ…っと見つめられていれば、先程と同じように首を傾げて訪ねるコンプレス。
『あ、ぃえっ…その…ッ///
…コンプレスさんの素顔、
見慣れなくて……///』
そう、今のコンプレスはいつもの仮面も付けてなければ目出し帽も帽子も被っておらず、素顔のままだった。
そんなコンプレスの姿にほんのり頬を桃色に染め上げ、恥ずかしそうに上目遣いでそっと見つめながらに掛けられていたコンプレスのロングコートを胸元に手繰り寄せながらキュッと握って小さく呟き。
「…………その反応は反則だって///」
大きな瞳で上目遣いで見つめられながら恥ずかしいそうに呟くの姿にコンプレスも頬をほんのり染めると理性を保つように視線を晒して片手で口元を覆って呟き。
初めて見る顔を赤らめて狼狽えるコンプレスの姿にもどうしていいのかわからずにあたふたし始め……
すると、
「…そんなに俺の顔、好き?」
トンッ…とソファーの背もたれに片手を付き、ギシッ…とソファーに片膝を乗せると自分の腕と身体、ソファーの背もたれの間にを閉じ込め距離を縮めると、今度はコンプレスが見上げるようにそのまつ毛の長い大きな瞳を覗き込むように見つめながら囁き。
『……ッ、は…ぇっ…ッ……//////』
急に近くに感じるコンプレスの体温に……
大人の色気を感じさせるような囁く声や表情に言葉にならない声を発すると顔から耳まで真っ赤に染め上げる。
「…応えて、ちゃんっ…」
更に耳元で低く、甘い声で囁かれるとビクンッ…と身体を揺らして恥ずかしさから瞳をうるうる潤ませながらコンプレスを見つめ返し。