第5章 敵連合、みんなの夢(♡)
「…たまんねェな、その顔。
可愛いぜ…。」
大きな瞳を潤ますの顔に手を添えながら言えば、目の端に溜まる涙をペロ…とまた舐めあげる。
『だ…だびさん…っ。恥ずかしぃ、です…。」
耳まで真っ赤な顔を両手で覆い隠すと恥ずかしそうに俯く。
「顔見せろ、。
ほら、上げてみろ…なァ?」
の両手を掴むと蒼い瞳を細めながら覗き込むように見つめ。
「…こっち向け、…っ。」
覗き込んでも視線を合わせないの頬をスル…とひと撫ですると優しい声色で言う。
そんな俺の声に恐るおそる視線を上げると俺の蒼い瞳と目が合い、涙で潤ませる可愛い瞳を揺らしながら見つめ返す。
「なァ…。
お前は何人の男を虜にしてンだろうな…。」
の人を惹き込むような綺麗な大きな瞳を真っ直ぐ見つめながら言えば、片耳を指で挟むように擦って触れる。
『…んッ…ぁっ、荼毘さん…耳、いやぁ…っ。』
「そんな可愛い反応されちゃあ、
やめらんねェじゃねえか…。」
耳を擦るように触る俺の継ぎはぎの手を退けるように触れながら身じろぐ。
そんなの手首を掴み引き寄せるときつく抱きしめる。