第4章 初任務(♡)
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少し気怠い身体がピクン、と動くと薄っすらと瞼を持ち上げる。
ぼやけていた視界がだんだんとはっきりしてくると、見慣れない天井をボー…と見つめる。
あれ…ここはどこ…?
私、何してたんだっけ…っ。
確か連合の任務でパーティーに来ていて、それから…っ。
「…お、起きたか。」
クイーンベットに寝かされていた私の側から声が聞こえると、ベッドの側にあるソファーに腰掛けている弔くん、荼毘さん、圧紘さんがいた。
私が起きた事に気付いた弔くんが声を掛けてくれた。
『……私…っ。』
「ちゃん俺たちとえっちなコト
シすぎて飛んじまったンだよ…っ。」
もぞもぞとベッドから身体を起こすと、圧紘さんの言葉に一瞬、キョトン…とするも、だんだんと蘇る記憶と自分がした淫らな行為を思い出していくとボボ…ッと顔を真っ赤に染め上げる。
「…はは、顔真っ赤。今更恥ずかしがンなよ…。
あんなコトやこんなコトシた仲なんだし。」
「エロい…まじ可愛かったぜ…っ。」
紅い瞳を細めて楽しそうに言う弔くんに、蒼い瞳を意地悪そうに細めてニヤニヤと笑っている荼毘さんに居た堪れなくなる…っ。
「ほらほら、ちゃんを虐めないの。
…ちゃんは先に着替えておいで?」
圧紘さんの言葉に自分の身体を見ると布一枚纏ってない裸にシーツを掛けている状態に思わず胸元でぎゅっとシーツを握りしめる。
「あっちのバスルームにドレスとか
置いてあるから行っておいで」
『ありがとう…圧紘さん。』
身体にシーツを纏うとパタパタと小走りでバスルームへと向かった。