第4章 初任務（♡）

『…はぁ…っ…はぁ…っ。』


イッたばかりで脱げたヒールなんてどうでもよくて、肩で呼吸を繰り返す。

そんな私を今度は弔くんがｸｲ、と顎を掬いあげるとぼーっとする意識の中、紅い瞳と目が合う。


「荼毘とコンプレスにイかされて…お前は本当に
　やらしいなァ…っ。
　ほら、今度は俺だ…。
　たっぷり可愛がってやる…っ。」


そう言えば、少しかさついた唇が合わさると下唇を啄むようにﾁｭ…ﾁｭ…と口付けられながら、人差し指を浮かせて円を描くようにリズム良く胸を揉まれる。


『…ﾝッ…ん、…ァっ、とむら…くん…っ。』

「…ん、黙って…キスに集中しろ…っ。」

『…ンぅッ…♡』


食べられるかのように唇を覆われると深く、深く…弔くんの舌が絡み合う。

耳から頭に響く、ｸﾁｭ…ｸﾁｭ…と舌が絡まる淫らな音と口内に感じる弔くんの舌の動きや甘い吐息にまたお腹の奥がｷｭﾝ…と疼いてたまらなくなる。

お腹の奥の疼きに我慢できなくて腰をゆるゆると動かしてしまう…っ。


「…ﾊｧッ…、腰揺れてる。やらしィ。」

『ン、はぁ…っ…きもちぃ、とむらくん…っ。』

「…ん、気持ちいな…。
　もっと良くシてやる…っ。」


すると胸を揉んでいた手がｽﾙｽﾙ…と下へ降りていくと、圧紘さんの舌でｸﾞｯｼｮﾘ濡らされたショーツの中へ入っていくと、私の好きな敏感な突起を指先で優しく擦り付けられる。


『あｯ♡やぁｯ、だめ、だめェ…っ♡
　ソコ…やあぁッ♡♡』

ｸﾁｸﾁ、とえっちな音を立てて擦られるソコに、思わず両手を口元に添えて自分の指を咥えながら曲げた脚をﾋﾞｸﾋﾞｸさせながら腰を震わせる。


『あぁｯ♡も…イクぅッ…イッちゃぅッ♡♡♡』

「…ん、イけ……っ。」


ｸﾘｸﾘ、と指先を弾くように素早く動かされ、耳元にかさついた弔くんの唇がﾋﾟﾀ、とくっつき私の大好きな声で果てを促されるとﾄﾛﾄﾛに蜜を溢れさせながらナカをｷｭｯ…と締め付けてﾋﾞｸﾋﾞｸﾝｯ！と身体を大きく震わせると簡単に果ててしまった…。