第6章 4話:烏野のエース
『私、スコアボードやってもいい?』
清水「うん。あ、ボールには注意してね」
「了解」とだけ言って、スコアボードを動かしいると烏養コーチが呼んだ、町内会チームのメンバーが4人入ってきた。
「チーム町内会参上!」
参上って戦隊ヒーロー?
武田よりはいいセンスしてるのかも。
こんな人数少なくてバレー出来んのかな。
烏養「よーし!そろそろ始めるぞー!!」 「「オース!!」」
日向「あっアサヒさんだっ!!!アサヒさんっ」
旭って東峰?やっぱり、あいつバレー部だったんだ。
でも、私が入部してからずっと見てなかったから訳あり?西谷くんみたいに
烏養「なんだ遅刻か!ナメテんのか!ポジションどこだ!!1人で足り んねぇんだ。さっさとアップとってこっち入れ。すぐ!!すぐすぐ!!」
来て早々怒鳴られるとか1番嫌なんだけど。
烏養「あとはセッターか…俺やりてぇけど外から見てなきゃだしな…お前らの方から一人セッター貸してくれ」
菅原「……」
影山「菅原さん!…俺に譲るとかじゃないですよね。菅原さんが退いて俺が繰り上げ…みたいのゴメンですよ」
菅原「…俺は…影山が入って来て…正セッター争いしてやるって思う反面どっかで…ほっとしてた気がする。セッターはチームの攻撃の" 軸 "だ。一番頑丈でなくちゃいけない。でも、俺はトスを上げることに…ビビってた…俺のトスで、またスパイカーが何度もブロックに捕まるのが恐くて圧倒的な実力の影山の影に隠れて…安心…してたんだ…!」
え、何この青春。部活でしか味わえない青春を私体験してるんだけど。
菅原「…スパイクがブロックに捕まる瞬間考えると今も恐い。けど、もう一回俺にトスあげさせてくれ。旭!…だから、俺はこっちに入るよ。影山。負けないからな」
影山「俺もっス」
何か…菅原がかっこよく見えた。
何この現象。ちょっとやめてよ…
抱かれたくなっちゃったじゃん!!
こんな事を考えていると、菅原と目が不意に合い、すぐに逸らしてしまった。
ダメだ。ダメダメ。我慢しろ芹沢…。
ヤって無さすぎて、今すぐにでも誘いたい心を抑えろ…
今は試合に集中しなきゃ