第4章 3話：プレイボーイ

2セット目が終わり最終セットだけになった時
体育館の扉の方を見てたギャラリーの女の子達がキャー！と誰かに向かって叫んでいた。私達も見てみると、イケメンで如何にもチャラそうな男子が立っていた。ギャラリーの女の子達が｢及川さん、無理しないで下さ〜い！｣と、彼に向かって叫んでいる。
彼が手を振り返すとキャー！とまた叫び始める


田中｢影山くん、あの優男誰ですか。ボクとても不愉快です｣
澤村｢あれが青城の主将だ｣田中｢えっ｣
影山｢…"及川さん"…超攻撃的セッターで攻撃もチームでトップクラスだと思います。あと凄く性格が…悪い｣
日向｢お前が言う程に！？｣
影山｢月島以上かも｣


月島以上かもと言った時、影山くんを煽っていた背の高いメガネをかけた子が目線を影山くんに向ける。
及川さんと呼ばれていた、イケメンのチャラ男が手を振りながら影山くんに話しかけてくる


及川｢やっほー、トビオちゃん久しぶり〜育ったね〜
元気に"王様"やってる〜？｣


言い方が軽い、チャラすぎる。
何でファンがいるの？リアコ製造機なの？
まぁ、顔はイケメンだし好きになっちゃうのかな。

目線に気付いたのか目が合い、微笑みかけてきた


『うわぁ、あれは女の子惚れちゃうね…』