第2章 紀州仇討ち編
旅は道連れ、世は情け
この世は大平、花より団子
今日も平和なこの町に
賑やかな喧騒が響いている
辛く悔しい思い出も
甘く切ない思い出も
その喧騒の中に、何食わぬ顔で閉じ込めて
此処は、華のお江戸の八百八町
義理と人情が大好きな、粋で鯔背なスットコドッコイが集う町
良くも悪くも、賑やかで
騒々しいけど妙に落ち着く
そんな、けったいな町で御座います
翔吾「Σややっ……やややややや子ッ!!/////」
雅吉「やったじゃねぇか、翔の字!!」
翔吾「ま、雅吉兄さんッ!!////」
お智「…翔吾さん/////」
翔吾「お智ちゃんっ!!////」
お智「翔吾さん♡」
翔吾「お智ちゅわん♡♡」
にの江「………(苦笑)」
さてさて
何だかお目出たい事が発覚したことろで
このお話はコレにてお終いで御座います
流石にお目出たいことだから、おかしな事件とは、関わりないと思いますが…
潤之助「お智ッ!お智はいるかっ!!(汗)」
にの江「あらまあ、潤之助さん!そんなに血相を変えてどうなさったんです、珍しい…」
潤之助「に、にの江殿!!そんな、悠長なことを言っている場合では御座らん!!
若様が、若様がっ…!!」
お智「兄上がどうされたのです?」
潤之助「あぁ、智子姫ッ!実は…」
大倉「お邪魔致しまぁ~す!大倉です!!
…おや?皆様お揃いで…
……どうかされたんですか??」
またもや事件の予感(苦笑)
でもそれは
またのお話で御座います
にの江「……何だってこぅ、次から次へと……」
雅吉「良いじゃあねぇか、にの江よぅ!
色々あった方が退屈しなくて面白いってぇもんだ!!
あっはっはっはっはっ!!!」
にの江「笑い事じゃあなぃよッ!
この、スットコドッコイッ!!!」
──おしまい──