• テキストサイズ

蜩(ヒグラシ)の宿─にの江大江戸人情帳─

第2章 紀州仇討ち編








旅は道連れ、世は情け


この世は大平、花より団子





今日も平和なこの町に


賑やかな喧騒が響いている





辛く悔しい思い出も


甘く切ない思い出も


その喧騒の中に、何食わぬ顔で閉じ込めて





此処は、華のお江戸の八百八町


義理と人情が大好きな、粋で鯔背なスットコドッコイが集う町





良くも悪くも、賑やかで


騒々しいけど妙に落ち着く


そんな、けったいな町で御座います







翔吾「Σややっ……やややややや子ッ!!/////」


雅吉「やったじゃねぇか、翔の字!!」


翔吾「ま、雅吉兄さんッ!!////」


お智「…翔吾さん/////」


翔吾「お智ちゃんっ!!////」


お智「翔吾さん♡」


翔吾「お智ちゅわん♡♡」


にの江「………(苦笑)」







さてさて


何だかお目出たい事が発覚したことろで


このお話はコレにてお終いで御座います


流石にお目出たいことだから、おかしな事件とは、関わりないと思いますが…





潤之助「お智ッ!お智はいるかっ!!(汗)」


にの江「あらまあ、潤之助さん!そんなに血相を変えてどうなさったんです、珍しい…」


潤之助「に、にの江殿!!そんな、悠長なことを言っている場合では御座らん!!

若様が、若様がっ…!!」


お智「兄上がどうされたのです?」


潤之助「あぁ、智子姫ッ!実は…」


大倉「お邪魔致しまぁ~す!大倉です!!

…おや?皆様お揃いで…


……どうかされたんですか??」







またもや事件の予感(苦笑)


でもそれは


またのお話で御座います







にの江「……何だってこぅ、次から次へと……」


雅吉「良いじゃあねぇか、にの江よぅ!

色々あった方が退屈しなくて面白いってぇもんだ!!

あっはっはっはっはっ!!!」


にの江「笑い事じゃあなぃよッ!

この、スットコドッコイッ!!!」





──おしまい──




/ 286ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp