第6章 盗賊始末騒動編
―ちょっとオマケ―
─祝言の途中で雅吉が産婆さんを連れに走ってから数刻後の、蜩の宿─
「おんぎゃー、おんぎゃー///」
奥座敷から、元気な赤子の泣き声が…
翔吾「Σううっ…産まれたのかぃっ!?////」
─ガラっ…
にの江「翔吾さん、おめでとう
珠のような可愛い女の子だよ!」(←お産を手伝っていた)
翔吾「おん…Σどわっ!?」(←大倉ちゃんに突き飛ばされた)
大倉「Σ女の子で御座るかッ!!////」(←笑)
にの江「あ、あぁ…女の子だよ、お智ちゃんによく似た…」(←流石のにの江も大倉ちゃんの鼻息に引いているらしい(笑))
大倉「よぉおおおしゃああッ!!!」(←大倉ちゃん渾身の雄叫び(笑))
翔吾「な、なんだいもう…」(←やっと起き上がった)
大倉「Σああっ!大丈夫で御座るか義父さん!!」(←アンタが突き飛ばしたんですがな)
翔吾「…………おとうさん??」
大倉「お怪我は御座らんか義父さん!!」(←因みに大倉ちゃんのが年上です(笑))
翔吾「け、怪我はないけども、なんですかさっきから、おとうさんおとうさんって…」
雅吉「…忠義の、お前ぇ…本気だったのかぃ(笑)」(←お智ちゃんの子が女の子だったら嫁に貰おうと思っていたのを薄々感づいていた)
翔吾「へ?本気って、何がです??」(←全く話が見えてない翔吾ちゃん)
大倉「12くらいが頃合いですかねぇ…12年後って言うと、拙者は40か…
…うん、まだまだいけますな!」(←妄想が先走っている模様)
翔吾「?????」(←なんの事やらさっぱりな翔吾ちゃん)
にの江「………全く、しょうもないねぇ(苦笑)」(←この方は気付いていたらしいです)
…ほら、大倉ちゃんの人物紹介に書いてあったでしょ?
お智ちゃんの子が女の子だったら、嫁に貰おうと思ってる、ってね?(笑)
大倉「12年後が楽しみで御座いますなぁ、義父さん♡////」
翔吾「………はあ??」
ま、絶対に無理でしょうけども。(笑)
─おしまい─
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