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蜩(ヒグラシ)の宿─にの江大江戸人情帳─

第6章 盗賊始末騒動編


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大旦那「たぁ〜かぁ〜さぁ〜ごぉ〜やぁあ〜〜」




何ともいい調子で唄う大旦那


…と

急にお智ちゃんが青い顔をしてお腹を押さえてうずくまった




お智「………う(汗)」


翔吾「Σお、お智ちゃん、どうしたんだいッ!?(汗)」


お智「……うぅ……(汗)」


翔吾「Σううッ!!?(汗)」(←パニックを起こす数秒前)


お智「……うぅう……うまれるぅ〜っ////」


皆さん「「「「Σえぇ〜〜〜ッ!!?」」」」


翔吾「Σひぇええーーーッ!!!!」(←パニック発動(笑))




なんと

臨月までまだ日があると言うのに、お智ちゃんが産気づいてしまった


もう、そうなっては祝言どころじゃありゃしない(苦笑)




お智「うまれるぅ〜〜っ!!

今すぐ産まないと死んじゃうぅう〜〜〜っ!!!(泣)」(←流石のお智ちゃんも急に産気づいてしまって若干パニックに(笑))


翔吾「Σきぃやぁああぁああーーーーーッ!!!!!(カクッ)」(←若旦那は敢えなく昇天(笑))


大女将「Σちょいとっ!!お前さんが気絶してどうすんだいッ!!!(汗)」


潤之助「ひ、姫っ!!だだだ誰か医者をッ!!!(汗)」(←焦りすぎて“姫”とか言ってるし)


大倉「いいいしゃっ!!いししゃっ!!いしゃしゃっ!!!(汗)」(←何だか喚きながら部屋を右往左往している)


雅吉「ええいっ!!わぁわぁ騒いでたって埒が開かねぇやなっ!!

俺がひとっ走り行って産婆さんを担いで連れて来てやらぁっ!!!」


皆さん「「「「Σえぇええーーーーーッ!!!?」」」」


にの江「……………(苦笑)」




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