第42章 宿儺と私
なんとなく女の人とリンクする私の口癖...
だから尚更...
私は彼女を追いかけてみることにしました。
-30分後-
女性
「はぁはぁ...着いたわ...」
女性が頑張って山を登ってきて
着いた場所は...
(凄く古い神社ね...)
凄く古く、
鳥居も朽ち果てそうな...
人々から忘れられてしまったような
廃神社でした。
(ここ...ここ知ってるかも...
見た事があるかも...
でも実際は来た事はないのよね...何故(´・_・`)?)
女性
「宿儺様ー、ミツが来ましたー。」
「!!」
(す、宿儺!?
もしかして竹田さんが言ってた宿儺さんかな!?
え?なんで?夢よね??
気になり過ぎて夢に出ちゃう感じかしら?)
ミツさんは、
拝殿の方にお声をかけました。
〈大きな声を出さんでも、
お前が山に足を踏み入れた時から承知してる。
黙って中に入って来い。
重たい...と言うか怖いと言いますか、
低く寒々しい声が拝殿から聞こえてきました。
ミツ
「でしたら迎えに来てくださっても
良いじゃないですか。ブツブツ...
もうっ!ミツは女子(おなご)なので
大変なんですよー!」
〈そんなことより...
ミツ
「そんな事(´⊙ω⊙`)!?」
〈持ってきたか?食い物。