第222章 ゴミの捨て方
玉木
「はい。」
禪院叶
「そうだ
そこで伸びてる奴の首元両肩両腕
みぞおちの奥と骨盤の裏
あらゆる所に変な奴らが入り込んで
ゴミ漁らせてたぞ。
全部祓ったつもりだが残党がいたら厄介だ
暫くは様子を見てやれ」
玉木
「はい…そうします。
……"変な奴ら"…
それは香織様の管狐かと…」
(香織さんの管狐??
管狐ってなにかしら(。・ω・。)?)
禪院叶
「香織って奴が
人を操って調べるほど
ウチのゴミには価値があるのか……売るか?」
叶さんが私を見ます。
「うっ…売らないですよ💦」
玉木
「…おそらく…
頭花に持たせた悟様と偽って書いた手紙が
ゴミとして捨てられている可能性があるから
それを回収させる為に頭花を利用したのでしょう。
頭花から聞いたのですが
手紙の中の一文に祐太様をさんに
預けると書いてあったようですね。
さん
昨日仰った"空事"と言うのはこの事でしょう?」
(空事……)
「((´・_・`))」頷く
(言ったのは"私"ではないですけど…)
玉木
「悟様は祐太様は必ず自身の元に置いて
育てると言われているので
様だけに預けるというのまずあり得ません。
今それで…というか昨日聞いた話しを
悟様にお話をしましたら、
香織様は必ず証拠を回収しに来るはずだから
行ってこいと言われたのですが
こうして山が当たりました…
さんを傷つけた報いは必ず香織様に
支払っていただきます。
そして五条家解体もスムーズに進むでしょう…
さん、どうかもう少しお待ちください。」