第216章 VS.
〜PM23:00〜
今夜は祐太は早く眠ってしまい、
私はひとりお茶を飲んでいると…
「久しいな。」
「(´⊙ω⊙`)」
誰の姿も借りていない宿儺さん
そのままの姿で私の前に現れました。
(え?なんで私…宿儺さんが視えるの?
妊娠してる?でも…あの日は……)
宿儺
「祐太が寝てる間、
リカはお前の背後にいるからな
その影響で俺の姿が見えるのであろう。」
「リカさんが私の背後に…」
なんだか嬉しいですね。
宿儺
「。
お前は本気で五条家からコイツらを
奪えると思ってるのか?」
宿儺さんは眠っている3人を
汚いものを見るような目で見ながら
そう問うてきました。
「はい
だって私はこの子達の母親ですから」
宿儺
「死して復活を果たすも阿呆は阿保のままか…
身の程がまるで分かっとらん……まあ良い……
守が強くなれる場所を選び出す才はあるみたいだからな。
良いか?母よ守の運命の賽は投げられた
良き呪術師になれるか落ちこぼれのゴミになるかは
向こう10年で決まるだろう
決して舵取りを間違うことがないようにしろよ。」
「舵取りって…」