第216章 VS.
宿儺
「母の言動…行動…思想……
全てに慎重になれと言っているのさ。
そーさね…昔なら家を捨てて
自由に呪術を学べたが今の時代は違うだろ?
ガキは親の言葉で可能性までも縛られ
見事にゴミばかりの呪術師だらけさ。」
「それは…守を解放しろと言う事ですか?
守はまだ4歳ですよ?4歳が1人で…」
宿儺
「守をなめるなよ。」
「………」
宿儺
「元来腹貸しは優秀な呪術師を
世の為に産み出し、
その赤子を正しい知識を持った奴に預ける…
これが正しい生き方だった。
知識もない腹貸し風情が呪術師の赤子を育てるなど
片腹痛いわ!!」
宿儺さんは、
物分かりが悪い部下を叱るように
私に怒鳴りつけました。