第192章 ちづる一歳
【7:30】
「守ー!ごはんよー!」
なんとかスポンジを作り終えた私は
寝坊気味の守を起こすと
食卓に朝食を並べはじめます。
(えと…1…2…3……4………)
(4人分で良かったんだっけ?)
頭花
「おっ、美味そうな朝食だな。
………お前は妊婦なんだから
座ってろって。俺が準備してやるから。」
「え?でも…」
頭花さんは私からお盆を奪うと
キッチンへ向かってしまいました。
(これくらいできるのにな(。・ω・。))
でも頭花さんのお気遣いなので、
私は座って待つことにしました。