第192章 ちづる一歳
"コトッ…コトッ……"
頭花さんが手際よく
テーブルの上に人数分の食事を配っていきます。
「(・・?)」
そんな頭花さんの動きを見ていると
気付いてしまいました。
食卓に並べられていく食事の数は
5人分なのです。
(え?4人じゃ…
私、頭花さん、ちづる、守………)
玉木
「おや、守様はまだ起きていらっしゃらないのですね。」
「(・Д・)!」
玉木さんが守のお弁当箱を保冷バックに入れながら
リビングに現れました。
(そうだわ玉木さんが…
なんで忘れていたんだろう💦
朝からあんなにお世話になったのに💦)