第192章 ちづる一歳
さっそくスポンジ作りを始めた私は
黙々と泡立て器を動かしていると…
玉木
「あっ💦それはキツイ作業ですね💦
玉木が致しますよさん。」
そんな私を心配して玉木さんが
私から泡立て器を奪い
代わりに混ぜはじめました。
「ありがとうございます(*´∀`*)
それでしたら私はお弁当の続きを…」
守の大好きな唐揚げに着手する為に
揚げ油と揚げ鍋の支度をしていきます。
玉木
「さん!揚げ物は危険です💦
玉木が致しますので…
そうですね!そちらの出来上がっている
具材をお弁当箱に詰めて頂けますか?」
「え?」
玉木さんは特に最近、
危ないことを変わってくださる
事が多くなりました。
これは私が"弊害により判断力が下がっている"
危機感からの配慮でしょう。
(嬉しいけれど…なんだか辛い…)
でもそれは嬉しくもあり悲しかったりします。
だって私はあと5カ月の命ですから
本音はすべて1人でやりたいです。