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五 条 の タ ネ .
第189章 お母さんの頭の中
"スッーーーッ"
母
「暗いから電気をつけるわ。
廊下で待っていなさい。」
「うん、ありがとう。」
私より先に部屋の前に着いた母は、
私が到着したのを見届けると
座敷の中に入り部屋の電気をつけてくれました。
"カチッ"
母
「ほら、明るくなったわよ。
中に入りなさい。」
「うん」
私は明るくなった座敷に躊躇なく入ります。
母
「入ったら障子戸を閉めて。」
「うん。」
私は母相手とは言え
お部屋に招かれた立場ですから
マナーを守り中へお邪魔しました。
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