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五 条 の タ ネ .

第189章 お母さんの頭の中





【PM22:00】








「ふぁ〜、眠い…」








子供達を寝かせた私は、

なんとなくチビくんの様子を見るために

庭が見える窓がある廊下にやってきました。








(夜も外なんて可哀想…)









「ん?」







目的の窓までやってくると

廊下の向こうからお母さんが歩いてきました。









「お母さん。」










「なんだまだ寝ていなかったの。」









お母さんは冷たい口調でそう言ってきました。

おそらく"子供達や悟さんやお父さん"が

居ないから通常に戻っただけです。









「なかなか眠れなくて…」









「そう。

それならちょうど良いわ。

話があるから奥座敷に来なさい。」








「え?奥座敷…?」









私は母に言われるがまま

チビくんの様子を見ることなく

奥座敷へ向かいました。








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