第181章 乙骨憂太転生完了
【バス停】
玉木
「本当に悟様に何も言わず出てきてしまって
よろしいのですか?
ああ見えて"いじけるタイプ"ですよ。」
玉木さんはなんだか楽しそうに
そう言いました。
「いじけたら良いんですよー。
たまには私の立場にたたないと
見えない景色もありますからね( ̄▽ ̄)」
しれっと居なくなって音信不通が
"普通"になっている悟さんには
良いお灸になると思います。
「あっ、来ましたね!」
那覇中心部に向かうバスがやってきました。
玉木
「ではお帰りをお待ちしておりますね。
…頭花のこと何卒宜しくお願い申し上げます。」
「(´⊙ω⊙`)!」
さすがは玉木さん。
私がしようとしていることを
把握しているようです。
「あははっ…バレちゃいましたね💧
悟さんはああ言っていますが、
私は頭花さんには辞めて欲しくなくて…
精一杯説得は試みますが
ダメだったらごめんなさい…」
玉木
「ダメだったらダメでそれはそれで良いのです。
私達も納得ができますので…
ではさん、行ってらっしゃいませ。」
「はい、行ってきます!!」