第171章 カズン
そして更に歩いたところで
「!!」
見覚えがある方を発見しました。
いつか家のリビングに勝手に不法侵入された
黒髪ロングの男性でした。
そしてその男性の横には"間引さん"
間引さんの横には小学校低学年くらいの
男の子がいました。
男の子は間引さんによく似ています。
「…………」
(なんで間引さんが!?
なんであの男の人もいるの!!?
……ちょっと待って!
間引さん悟さんの従兄弟に
腹貸しをしてるって言ってたよね!?
8歳の男の子が……いるって……)
本当は凝視したいほどのことですが、
"親戚の前で美しく対応する私"
を家族に見てもらって好きになってもらいたいので、
顔を軽く伏せ横を通り過ぎていきます。
「(*ᴗˬᴗ)」
(分かったわ。
悟さんが死んだ事を告げ口したのは…
間引さんね。
確証はないけどそんな感じがする…
なんで…間引さんどうしてなの?)
五条悟
「、先に子供達と入ってて。」
「はい悟さん(*ᴗˬᴗ)」
離れの前に到着すると
何故かこのタイミングで悟さんは
フラッと列から離れ何処かに行かれました。
(えっ!?
こんな時にどこへ!!?)
動揺するも
離れの前には玉木さんや女性の使用人さんが
いてなんとかなりそうです。