第171章 カズン
"ザワザワザワザワッ"
歩き始めると直ぐに数人どこらじゃない
数の人達の話し声が
周りから聞こえてきました。
話している内容としては多数が
私についての品評と
守の銀梅眼のこと
ちづるの六眼のことです。
ちづる
「ぶぅー(๑•ૅㅁ•๑)あぶっあじゅ」
訳:みせもんじゃねーぞ
玉木さんと予想した通りなので
話し声に集中を削がれていませんが、
お嬢様系愚痴愚痴娘のちづるが賑やかに
なってきました。
これを緊急に鎮めなくてはいけません…
(落ち着いて…
対策は準備してあるのだから)
"スッ"
私は目にも止まらぬ早さで
お着物の胸元から
おしゃぶりを取り出すと
ちづるの可愛いお口にセットしました。
ちづる
「ちゅちゅちゅ(๑•ૅ3•๑)ちゅちゅちゅ)
結果静まりました。良かったです。