第235章 お・も・い・や・り
私はようやく叶さんの手で
鉄の箱から出ました。
「ふぅ〜…
カナくんわたし臭いから
お風呂入ってくるね〜」
下半身ビショビショな私は、
カナくんに断りを入れて歩きはじめます。
禪院叶
「…!悪かった!!
こんなに長い時間放置するつもりじゃ…
緊急の仕事が入って
直ぐ終わるつもりがこんなに時間かかって…
…あっ、安心しろ!
祐太を連れて仕事行ったからな!
それより…箱から出すの遅くなってすまん…」
叶さんは私の下半身を見ながら
そう言いました。
「冗談きついぜカナくん#^ω^)✊
私より仕事なのぉ〜?
もぅ!
まっ…とにかくお風呂入ってくるからね〜」
私はお風呂に直行しました。