第166章 久しぶりの奴
「すっ、宿儺さんここは!?
ここは…ここは何処ですか!!?」
宿儺
「ここか?
ここはお前が住まう棲家よりはずっといいぞ?
声をあげても邪魔者は来れんからな。
ほら鳴いてみろ!俺に犯されて囀ってみろ。」
"ヌチャ"
「!!」
ついに私の中に宿儺さんの指が入ってしまいました。
(苦しい……胸が苦しい………)
私は宿儺さんの背中の服をギュッと握ります。
宿儺
「ほぅ。濡らすが声は堪えるか…
母は…………はぁ…しらける…しらける……
どうも奴の目がチラついて敵わん。」
"ヌチャ!"
「!!」
宿儺さんは私の中から指を勢いよく抜き
そして…
宿儺
「フッ……ペロッ...」
濡れた指を私に見せつけるように舐めました。
(鬼……やっぱり宿儺さんは普通じゃない……)
宿儺
「なんだ?声も出ぬほど怒りに震えているのか?」
「……宿儺さん……
もしかして…さっきから……
悟さんのこと言ってます??」
宿儺
「お前はやはり阿呆だな。
最初から奴のことしか言ってないだろ。」
まだ宿儺さんは私を押し倒したままです。