第166章 久しぶりの奴
とんでもない言葉に反応し
上半身を起こすと…
「あなたは……」
目の前に居たのは虎杖さんの姿を借りた
宿儺さんでした。
とはいえ実際には虎杖さんの姿を
NOWで借りているわけではなく、
宿儺さんの記憶の中にある姿を
私に見せているのですが……
←以前本人に聞いた
でもそれが見えるのは呪力を持った子を
妊娠した時だけで
何故呪力もない私が今見えるのかは分かりません。
宿儺
「驚く顔も阿呆面だが、
寝顔もまあまあ阿保だったぞ?イヒヒヒッ...」
「もうっ!寝顔も阿呆って…
本当に失礼ですね(๑•ૅㅁ•๑)」
宿儺
「何を今更…俺はずっとこうだぞ?
それより母。
アイツの気が無くなりかけてるがどうした?」
宿儺さんは私の目の前にドガッと座ります。
「アイツ…?
アイツって誰のことですか??」
宿儺
「なんだ…分からぬか?
ならば思い出させてやるイヒヒッ…」
"ドスッ"
「きゃっ💦」
宿儺さんが私を押し倒しました。
宿儺
「良い具合さね。眺めが至極良い。
お前の…その表情……笑えるぞ。」
「やめっ…」
久しぶりに感じるたくましい指が
太ももからどんどんと上に上がっていきます。
「やめてください…ッ…やっ…」
宿儺
「良いのだろう?
久しぶりの男はお前の何かをくすぶるだろう?
元来腹貸し家とは
そういう"生き物"だからな。」
(横に子供達がいるのに!こんな…
って…ここは!!?)
寝室に居たはずなのに
私は地獄のような…変な場所で
宿儺さんに押し倒されていたのでした。