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五 条 の タ ネ .
第159章 影響
最悪の事態が頭の隅をかすめたときでした
すみれ
「お待たせしてすみません…」
"コトッ…コトッ……"
私達の前にそれぞれ湯呑みが置かれました。
すみれ
「お茶菓子があれば良かったのですが…
どうぞお飲みになってください。」
「ありがとうございます」
玉木
「いただきます。」
温かい湯呑みを持ちひと口…
「…!」
湯呑みの中に入っていたのは
お茶ではなく、ただのお湯でした。
玉木
「……」
玉木さんも私も、
特にそのことについては何も言いません。
と言いますか何も言えません…
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