第156章 さよなら
それから半日。
私は守と悟さんが戻って来るのを
ひたすら待ちました。
そしてついに、
夕陽が辺りを照らしだしたころ
仲良く戻ってきました。
「おかえりなさい。」
守
「おかあー!見て!これ!!」
「え?なーに??」
守は帰ってくるなり
私に綺麗なブレスレットを見せてくれました。
「素敵ね!
こんな素敵なブレスレットどうしたの?」
守
「みっちーにあげるために
おとーさんとつくってきた!!」
「え!?これ手作りなの!!凄いわ!
みちるきっと喜ぶわね。」
守
「うん!ぜったいに きにいる!!
もうみっちー おかあさんと
おうちにかえっちゃうんだよね?
うでにつけてきていーい??」
(守…)
「うん(*´ω`*)」
"パタパタパタパタッ…"
守は嬉しそうにミチルの元へ行きました。