第150章 守の発表会
スタンバイすること30分後
守のクラスの発表が始まりました
演目は"ももたろう"です。
「(*´∀`人*)パチパチパチ」
(わぁ〜、始まった!)
パッと舞台の明かりがつき
舞台上が明るくなります
(守、どこかなぁ〜?)
「(*‘ω‘ *三*‘ω‘ *)キョロキョロ」
私は必死に守をさがします。
五条悟
「こっち。」
私がまったく的外れな場所に
スマホのレンズを向けていると
悟さんが守が映るようにスマホの位置を
変えてくれました。
「あっ!ほんとですね居ました!」
五条悟
「あんな端っこで草役なんて
センスあるよ守は。
守〜!ほらこっち見て!!」
(壇上の守)
「Σ(-᷅_-᷄๑)」
恥ずかしい保護者代表みたいな悟さん
でも守は気付いてはいるけどスルーします。
五条悟
「うっわー、冷たっ。
手ぐらい振ってくれても良いのにー(˘●з●˘)」
「ヽ(´o`;悟さんてば💦」
草役は守と女の子2人のようです
「あはははっ…
それより守、変わらずのポーカーフェイスですよね
あまり緊張しないタイプでしょうか?ボソッ」
落ち込む悟さんに違う話題を振ります。
五条悟
「あんだけ練習してたから緊張より
楽しんでる感じじゃないかな?
それより桃太郎の数やけに多いね
これ普通なわけ??」
「え?」
言われてみれば桃太郎は8人。
しかもそのうち女の子の桃太郎は6人…
主役は1人とは限らず性別も問わない
"現代"を象徴しているような感じで
新鮮で良い感じです。
五条悟
「ごれじゃ"ももたろう"より"ももこ"だね。」
「悟さん!しぃー💦」