第150章 守の発表会
玉木
「悟様はやはり
様を十分に理解されていますね(^_^)」
玉木さんは涼しい顔をしてそう言うと最前列に向かい
迷いなく歩いて行きます。
「玉木さん💦ちょっと…待って!!」
私は思わず玉木さんを呼び止めます。
玉木
「どうかされましたか?」
「どうかされましたかって…
1家族2人までですよね?
流石に並びで4人いたら……」
後方で見るなら良いと思ったのですが、
流石に前列で4人並びは……
玉木
「私と頭花は無事に様と
お嬢様方をお送りしましたら出ますよ。」
(え?)
「でもそれでは頭花さんが納得をしないのでは?」
玉木
「じつは私は朝から何も知らぬフリをしておりましたが
悟様や頭花と打ち合わせをしていたのですよ。
守様は一筋縄ではいかない所がございますし
様もお子様の意向を大切にする方ですからね、
こうするほかなかったのです。」
「玉木さん(*´ω`*)
ありがとうございます。」
玉木
「(^_^)」
そして私とこども達が悟さんの横に到着すると
頭花さんと玉木さんはスッと立ち上がり
後方へと移動して行きました。