第146章 瞬間湯沸器女型2
深見
「俺の勝手な憶測と見た事をそのまま言うと…
玉木さんは"呪詛師"か"呪霊"に
何らかの術をかけられている可能性があります。
目的はわかりませんし、
何故夜間にだけ人を襲う生態にしたのかも
分かりません。
…けれど確実に言えるのは、
奇行種女型か呪霊から術をかけられた玉木さんは
さんやお子さん方にとって
非常に危険な存在です。
昨晩は俺が駆けつけて事なきを得ましたが、
今夜もそううまくいくとは限りません
暫くはさん達から離れた方が良いです。
と言うか…
女型の"目的"が分からない今はそうするしか……」
深見さんは玉木さんを見ながらそう言いました。
玉木
「…深見、ありがとうございます。
事態が少し飲み込めました。
では私がすることは2つありますね。」
玉木さんは、
深見さんを見ながらハッキリ言います。
玉木
「1つは女型と接触をして目的を把握することと、
女型が呪詛師なのか呪霊なのか見極めること。
2つ目は私にかけられた"呪いのようなもの"を
解除することですね。」
頭花
「玉木の為なら俺も手伝うぜ、
お前が居なきゃは不安定になるからな。」
「それは頭花さんもですよね(๑•ૅㅁ•๑)
玉木さんが居ないと仕事中にお酒飲んで
不安定になるんだから!!」
深見
「えっ!?仕事中に酒!!?」