第138章 立食形式のウェディングパーティー
受付
「では記帳を終わり次第、
奥の会場へどうぞ。
お荷物はあちらのクロークでお預かりいたします。」
「ありがとうございます。」
私はいよいよ会場の中に入りました。
(わぁ〜、素敵(*´ω`*))
会場の中に入ると、
とても楽しそうで幸せな雰囲気が広がっていました。
?
「君、可愛いね。今日は1人で来たのかい??」
「えっ……」
?
「1人で来たって良いよな?
それより俺と飲もう!!ほらっ。」
"バッ"
知らない男性が私の腰に手を回しました。
(いけない💦こんな素敵な場所で……)
新郎新婦さんが見たらきっと嫌な気持ちになって
しまうので…
"バッ!"
私は男性方を振り払い、
会場から出ました。
〈なんだあの女!可愛げがねぇーな!!
(私ってば馬鹿……結局……
やっぱり全て上手くいかないのよ!!
この身体のせいで……
呪術師さんを魅力する為だけに産まれてきた
私が憎い!!大っ嫌い!!だいっきらい!!)
"カツンカツンカツンカツンッ!"
履き慣れないヒールで懸命に走り、
パーティー会場から飛び出しました。